スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

たらい回しによる死亡事故について

2006年10月31日 19:56

DSC_5576-1.jpg

らっきょうの花に飛んできた蜂です。
どの花にしようかな?とよーく選別しているように思えましたが、ボクにはその選別基準が分かりませんw
蜂と話ができるものなら、是非お聞かせ願いたいものですよ
((V´▽`))ヶタヶタ



昔からある「病院による受け入れ拒否」ですがこれについて知ってる範囲&書ける範囲でチョイと書いてみます。
先日ニュースで騒がれていた産婦が脳出血のため結果的に死亡されたあの「患者の受け入れ拒否=たらい回し」についてですが、これは不運が重なった非常に不幸な事故でした。

救急患者の状態に応じて、各病院では受入れが是か非かについての線引きをしております。
救急車の方も、そこらへんは情報がありますんで患者さんの具合に応じて目星をつけた病院に搬送連絡をするわけです。

しかしながら、不幸にも担当医師が出張でいない場合などの時には、受取拒否されたりする訳ですよ。(手術前提な疾患であるなら手術室が使用中などの理由で手術不可な状態とかもあります)

更に訴訟が当たり前になってきた昨今、ハイリスクな患者の場合

後で訴訟→病院敗訴=多額の賠償金&悪評による損失被害

→受入れ拒否したほうが良いじゃん♪

などという流れができてるようです。
負け戦になる可能性が高い患者を引き受けるだけ損だって事ですね。。。

「医は仁術なり」と言う言葉は医療界のみならず、世間一般にも浸透しております。
しかしながら、行われる仁術には個人差があり、限界もあります。
あきらかに病院側の落ち度がある場合には徹底的に争うべきですけどもねぇ。。。
重箱の隅をつっつくような訴訟ってどうなのかな?
とか思っちゃいますが。

産婦人科の相次ぐ廃業や新規に産婦人科医を目指す医師が少なくなってきているのは、勤務時間が多くそして不規則であると言うこともありますが、実は産婦人科が最も訴訟を起こされやすく、そしてその訴訟額が甚大であるというのも理由の1つになってます。

その結果、産科を持つ病院が少ない→出産が一部の病院に集中する→医師やスタッフが過労で退職→お産をする先がもっと少なくなる
という悪循環スパイラルに陥ってます。

マスコミってのは一部分だけをやたらと大きく取り上げますので、ボクの知ってる範囲でこの件について整理&補足しておきます。

①なにが一番の問題なのか?:患者の受入れ先が見つからなかった事(たらい回し)

②なぜそう言うことになったのか?:医大からの紹介を引き受けられる病院が少ない。
しかもその事故があった頃は、お盆前で医師やスタッフの勤務状況も手薄になる頃であるということです。。。
っていうかですね、はっきりいって医大で手を焼いてる症例を簡単に引き受けてくれる病院って少ないですよ。(医大を超える超高度医療機関じゃないと無理ですもの)

③:N医大はどうすれば訴えられなかったのか?:やはり他科の医師からの助言を聞き考えられる可能性のある検査をすべきであった。そうすれば、「ウチでやれる事は全てやりました」と堂々と言うことができ、問題の矛先は「受け入れ先が無かった」という方向に向かいます。

④患者はどうすればいいのか?:これは病院を選んで行くしか無いです。同じ手術や検査をやったとしても運・不運っていうのは必ず付きまといますし。。。


話は違いますがもう何年も前、ボクの知り合いが人命救助をしました。
溺れている人を助けあげて、人工呼吸や心臓マッサージを一生懸命行い、とりあえず心肺停止状態から脱した状態で救急車に乗せ病院に搬送されました。

当然この行いは、美談として地元の新聞やニュースなどにも取り上げられたのです。
しかしその後、その方は脳死状態のまま生き続けられ
介護に疲れた家族から

「あのまま助けてもらえずにいたら良かった」

という言葉を人づてに聞き大変ショックを受けていました。

急に死んじゃうのは悲しい事です。でも生きてても回復の見込みがなくて延々生き続けられるっていうのも家族にとってはもっと辛い事なのかも知れません。
そこらへん非常に難しい問題ですよねぇ (;´Д`)ハヘェ


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://lllvaiolll.blog40.fc2.com/tb.php/184-cc7b4f5c
    この記事へのトラックバック


    最新の記事


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。